出産時はリラキシンというホルモンが分泌され骨盤の関節が開きます。
出産後、体は自然に元の状態に戻ろうとしますが妊娠・出産を経た骨盤はズレたまま骨盤が閉じて固まる事で産後の腰痛が発生してしまいます。また、骨盤がゆるんだ状態のままで閉じてしまった場合は尿漏れや肥満、冷え性、便秘の原因になってしまいます。腰痛、首痛、肩こり、股関節痛などの痛みは日にちが経過すれば良くなるというのではなく、痛みは慢性化して疲れやすい体質へと変化し、悪循環になってしまうので、産後はしっかりと骨盤を整える必要があります。

当院ではバキバキ鳴らしたり強く押したりする事はなく、産後のママさんに合わせた「ソフトだけど効果が出る」施術を実施。お身体に無理のないよう、しっかりとサポートさせていただきます。お気軽にご相談ください。

＜マタニティ鍼灸整体治療＞
・妊婦さんでも安心の鍼灸整体治療
お腹の中に赤ちゃんがいる妊婦さんは病気はもちろん、肩こり・神経痛などでも飲める薬に「制限」があります。こうした制限の中、鍼灸は妊婦さんにとって妊娠期のつらい症状を緩和するための手段として、とても人気のある治療の1つになっています。妊娠中はつわりや睡眠不足、腰痛、頭痛、だるさ、むくみ、吐き気などの妊娠期特有のトラブルがあります。お母さんの身体の体調が良く、快適なマタニティライフを送ることは、より快適な子宮環境で胎児の成長が育まれます。お産に向けて身体を整えることは、お母さんの身体だけでなく、赤ちゃんの健康にもつながります。
当院では、妊娠中のケアとして、鍼灸治療・整体治療・自律神経治療など、各手技を用いてお一人おひとりに合わせたアドバイス、施術を行います。

・治療の進め方・通院間隔
お産に向けて定期的なケアを！
妊娠中に起こる細かいトラブルに対して、我慢するのではなく、その都度お身体を正常に整えていくことが大切です。2～3週間に1回、お産まで定期的な治療を受けることをお勧めいたします。妊娠期に起こる心身の不調、トラブルの改善や予防に効果的です。産前の身体が妊娠中に、妊娠中の身体が産後の身体に影響します。ママのためにも、赤ちゃんのためにも不調のない妊娠期をお過ごしください。

＜治療を始める時期＞
治療を始める時期は特に決まっておりませんが、安定期前（16週目以前）は心身共にデリケートな時期ですので、担当の婦人科医に一度ご確認ください。了承が得られた場合はお受けしております。妊娠中は身体がとてもデリケートな時期ですので一度に時間をかけて身体を大きく変化させることよりも、45分～60分のコースを体調や週数に合わせて、定期的に治療していくことをお勧めします。

＜初めてお越しいただく方＞
初回はお身体全体を診て、根本原因から局所的アプローチまで、不調の原因を総合的に判断・治療するため60分以上のコースになります。初めてお越し頂いた際は、お身体の状態を充分に話していただき、その上で詳しい問診や触診を行ってから施術に入ります。また、施術後は現時点でのお身体の状態をご説明し、セルフケアなどをお話させていただくため、お越し頂いた時間からお着替えなども含めて、治療時間の他に20分前後お時間を頂いております。（かかる時間はお一人おひとり異なります）

＜2回目以降の治療の方＞
2回目以降は初診の際の情報を参考に、お身体の変化を伺いながら施術にあたりますので、お着替えなども含めて治療時間プラス20分前後になります。

60分コース
一番スタンダードなコースです。根本原因から局所的なアプローチ、ご自身では気付かなかった部位まで、お身体全体を治療するのに、十分な治療内容がご提供できます。

45分コース
全身状態が安定し、ある程度症状が落ち着いてきた方へ。部分的なアプローチをご提案させていただきます。